就職活動をする上で欠かせないのが、エントリーシートや履歴書などの提出書類の記入ですね。けれどもアルバイトの応募感覚で記入するのでは他の学生たちに差をつけるどころか、逆に大きく差をつけられてしまいかねません。
今回はエントリーシートなど提出書類で失敗しないポイントについてまとめてみました。

「伝わる」エントリーシートの書き方とは

そもそもエントリーシートって何？

エントリーシートとは、入社試験の書類選考の課題として提出を求められる応募フォームのことを言い、内容は企業によって違います。大企業ともなれば応募数が1万人を超えることもあるため、エントリーシートを使って–言葉は悪いですが–ふるいにかけます。また書類選考が通った場合、面接で使用される基礎情報の載った書類になります。

履歴書とエントリーシートの違いって？

それでは履歴書とエントリーシートの違いとは何でしょうか。
履歴書は、学歴、職歴、取得資格など、過去に何をしてきたかをアピールするためのものであり、エントリーシートは、自分はどんな人間か、入社してどんな仕事がしたいか、何ができるのか等、主に人柄をアピールするためのものです。
履歴書は自分で用意しますが、エントリーシートは企業側で用意します。

エントリーシートのキホン☆

エントリーシートに記入する際は、以下のことに気をつけましょう。

• 誤字脱字に気をつけて丁寧な字で書く。
• 黒のボールペンか万年筆を使い、修正液は使わない。
• 文章を長くし過ぎず、句読点を使って読みやすさを心掛ける。
• ですます調、である調など文体を統一する。

また応募数の多い大企業では、どんなに内容が素晴らしくてもくどい文章は嫌がられる恐れがあるため、結論から先に述べるようにしましょう。

差をつける！「伝わる」エントリーシートの書き方☆

「見出し」「箇条書き」「下線」などを使用して、他の人よりも読みやすくする工夫をすることでも、「見る側の気持ちになっている」、「人とは一線を画している」と言った好印象を与えることができます。

また自分の存在価値に自信を持って書きましょう。根拠のないうぬぼれは必要ありませんが、自信のなさはエントリーシートにも現れ出るものです。自分はこの企業にとって有益な人間なのだと自分に自信を持って記入することで、より自分の魅力が伝わります。

「だけど自分にはそれほどの魅力ってあるんだろうか…？」と思うならば、一度客観的に自分とちゃんと向き合ってみましょう。自分の長所をしっかりと自覚して、きちんと自分をプレゼンテーションしましょう。

書類選考で成功する履歴書の書き方とは？

履歴書のキホン☆

履歴書に記入する際は以下のことに気をつけましょう。

• 誤字脱字に気をつけて丁寧な字で書く。
• 黒のボールペンか万年筆を使い、修正液は使わない。
• 日付は正しく記入し、和暦（昭和、平成）で統一する。ただし外資系企業やIT企業の場合は西暦で統一する。

写真のキホン☆

履歴書やエントリーシートに貼る写真は、書類選考はもちろんのこと、面接においても重要なポジションを占めています。スピード写真に比べて値段は張りますが、できるだけ写真館で写真を撮るようにすると、クォリティの高い写真が摂れる上、顔色や肌荒れなどの簡単な修正も行ってくれます。

写真は必ず3か月以内に撮影されたものを使用し、写真の裏には万が一剥がれたときのために名前を書いておくとよいでしょう。

志望動機の書き方のコツ☆彡

志望動機欄が重要なワケ☆

志望動機は能力にそれほど差のない新卒採用の際に特に重視されがちです。同じ能力を持った学生であれば、よりモチベーションの高い就活生を採用したいと考えるのは当然のことです。それを判断することができるのが、志望動機欄なのです。

例えばあなたが告白される場合、あなたのことをとても理解しそれを示した上で、どうしてもあなたでなくてはダメなんだと言われたら、それほど気にならなかった相手だったとしても心がぐっと動きませんか？

志望動機も同じことが言えます。

志望動機の書き方・コツ☆

志望動機を書くときは、以下を意識するようにしましょう。

1.仕事を通じて自分がどう活躍したいか、どんなことをしたいのかを伝えます。
2.次にその企業の強みや特徴を分析します。
3.その上で、その会社でなくてはダメなのだということを絡めて伝えます。

他企業でも通用するような応募動機ではNGです。

まとめ

就活の提出書類についてまとめてみました。
唯一無二のあなたの存在を提出書類で存分にアピールできるよう、日頃から自分と向き合い自分のことを客観的に見つめてみましょう。就活だけでなくその後の人生にもきっと役に立つはずです。

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