企業選びのコツ

就職先の企業選びで失敗しないためのコツとは?


仕事を得るのも大変な時代です。せっかく就職活動のために書類の書き方や面接対策をとって内定を得た会社であるのに、実際に働き始めてから社風や仕事の内容などに不満を感じる方も少なくありません。中にはせっかく入社した会社であるのに短期間で会社を辞めてしまうケースもあるほどです。

就職してから後悔しないためにも面接や企業研究の時に企業に関連する情報を適切に集めておくことが重要となってきます。

雰囲気や社風のチェックポイント

企業によってそれぞれ社風や持っている雰囲気が異なります。自分の性格などと照らし合わせてその企業の持つ社風や雰囲気が自分に合っているかどうかを見極めることも、自分にとって働きやすい企業を選ぶポイントとなるのです。

職場見学をさせてもらう

その企業の雰囲気や社風を知るには、実際に働いている人に会わせてもらう、職場見学をお願いしてみることです。
就職活動の時にOBやOG訪問といって自分と同じ学校を卒業してその企業で働いている人を訪問して、現在主に担当している仕事ややりがい、面接時のアドバイスなどについて聞いてみるのです。

該当するOBやOGが見つかれば是非アポを取って訪問してみましょう。もしくは人事や企業の方に職場訪問をさせてもらえるように頼んでみましょう。その企業の職場の活気や働いている人の様子から雰囲気や社風を感じ取ることができるでしょう。

面接にて聞いてみる

面接では面接官から質問を受けるだけでなく、面接官に対して質問をする機会が与えられることがあります。その時に思い切って面接官に社風について尋ねてみるのも社風や雰囲気を知るための手段になります。

その時はより具体的に質問をするのがコツになります。面接官に対していままで会社に入ってよかったことや苦労したことなどについて聞いてみましょう。
面接官の態度や答え方である程度会社の雰囲気や社風を感じられる場面が出てくるかもしれないからです。

給料や福利厚生などの待遇チェックポイント

働いてみたい企業を絞り込むときに企業の業績や仕事内容だけでなく、待遇面も気になる点だと思います。
仕事のやりがいやモチベーションは待遇の良さと大いに関係していますので待遇が良い会社なら長く働きたいと考えますし、将来的にも安心感が得られるからです。

お給料のチェックポイント

会社案内でお給料の額を提示しているところもありますがそれは初任給に限った話です。初任給の額が高めでもその後昇給があまり見込めなければ、その会社で働き続けても安定したお給料が得られるとは言えなくなります。

インターネットで調べてみると企業ごとの平均年収が掲載されていますのでそれを参考にしてみましょう。

福利厚生のチェックポイント

どこの企業の福利厚生でも多いのが住宅関連です。社宅や寮を割安価格で提供している、家賃補助を設けている、マイホーム購入時の貸付サービスなど企業によってさまざまな福利厚生サービスを提供しています。
毎月の支出で住宅関連が占める割合も大きいですから、住宅関連の福利厚生が充実していると助かります。

他にも健康診断を含むヘルスケアのサービスが充実しているかもチェックしておきたいポイントです。健康診断の内容や人間ドッグを受けた場合の補助額、社員だけでなくその家族にも健康診断の適用があるのかを調べてみましょう。

仕事内容のチェックポイント

その会社に応募しようと考えたのは仕事内容や業務内容に惹かれたという理由もあるでしょう。
仕事の内容が仕事のやりがいにも直結してきますので、しっかりと仕事内容を見極めたうえでその会社に応募するかどうかを最終的に判断したいものです。

会社の説明会に参加してみる

企業研究のために企業が会社の説明会を実施する機会がありますので、興味のある企業の説明会には参加するようにしてみましょう。その説明会にて企業で働く社員の仕事内容ややりがいについて詳しくプレゼンテーションをすることがあるからです。
質疑応答ができる時間が設けられることもありますので、気になる点についてはその時に聞いてみることもできます。

大学の就職支援室に聞いてみる

ほとんどの大学で学生の就職支援活動を行っており、相談に行くと興味関心のある企業のOBやOGを紹介してくれたり、求人票や会社案内を見せてくれたりします。
時には応募書類の書き方や面接などについて質問することもできる就職活動時の強い味方になってくれる場所です。就職支援室に聞いてみるとそれぞれの会社の仕事内容などについて詳しく教えてくれたりもするのです。

より詳しい話を聞きたいときは、OBやOGを紹介してくれるかもしれません。

まとめ

これから応募を考えている企業の研究を行うのはとても大切なことです。

長く働ける、やりがいのある仕事を得るためにも、仕事内容だけでなく福利厚生や待遇、社風などを事前に調べることが重要になってきます。さまざまな手段を使って必要な情報を入手しましょう。

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